ポスティング申請発表、なぜ?村上争奪戦開始! 複数球団が興味

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村上宗隆選手のポスティングシステムによるメジャー挑戦について、詳しい情報をまとめました。

球団がポスティングを容認した理由

1. 選手との約束を履行

2022年オフ、三冠王獲得後の契約更改(3年契約)時に、2025年シーズン終了後のメジャー挑戦を容認することを約束していました。球団社長の林田氏も2025年6月に「海外に行きたいといえば、申請はしてあげよう」と改めて容認姿勢を示していました。

2. 選手の夢を尊重

村上選手本人の長年の夢であるメジャー挑戦を球団が応援する姿勢。青木GM特別補佐も「自分が納得する契約をしてほしい」とエールを送っています。

3. 早期申請による大型契約の後押し

11月8日という最速レベルでの申請には大型契約獲得に向けた球団の配慮があります。12月のGM会議やウインターミーティングで大物選手から契約が決まっていく流れに乗せるため、村上選手をその”土俵”に上げる狙いがあったとされています。

4. 譲渡金の受け取り

ポスティングシステムでは、契約額の20%(最大2000万ドル=約30億円)が譲渡金として球団に支払われます。これは戦力低下への一定の補償となります。(サンケイスポーツ)

村上宗孝選手年次別実績

年度試合打率本塁打打点安打長打率出塁率
20186.083121.333.214
2019143.2313696118.481.332
2020120.3072886130.585.427
2021143.27839112139.566.408
2022141.31856134155.710.458
2023140.2563184127.500.375
2024143.2443386122.472.379

メジャーの評価

◆ 高評価のポイント

  • 圧倒的なパワー:30本塁打以上のシーズンが5度、通算246本塁打
  • 若さ:25歳という年齢は大きな魅力
  • 実績:2022年の56本塁打は日本人史上最多

▼ 懸念材料

1. 三振率の高さ

  • 2024年の三振率は**29%**に達し、MLB関係者から「危険水準」と指摘されています
  • 2022年以降の93マイル(約150キロ)以上の速球に対するコンタクト率はわずか63%
  • MLBの平均速球が94.5マイルであることを考えると、速球への対応力に不安

2. 評価が二極化 USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、MLB関係者の間で評価が真っ二つに分かれており、「高リスクの投資」と見る球団もあるとのこと。

3. 岡本和真との比較

  • 村上ほどのパワーはないものの、岡本の方がコンタクト能力が高く、メジャー投手への適応が早いと評価するスカウトも多い

メディア年数総額年平均
NBCスポーツ5年約184億円約37億円
ファングラフス7年約237億円約34億円
MLBトレード・ルーマーズ8年約275億円約34億円

最も多い予想:7年総額1億5400万ドル(約237億円)最も多い予想:7年総額1億5400万ドル(約237億円)(中日新聞)

成立すれば、ポスティングで移籍した野手としては過去最高額となる可能性があります。

〇 村上選手は通用するか?

楽観的見解

  • パワーは本物:長打力はMLBでも十分通用するレベル
  • MLBのボールとの相性:ウサミ・バリナスMLBパフォーマンス・アナリストは「MLBのボールのほうが彼に向いている」と評価
  • 三塁守備の適性:一塁より三塁のほうが適性があるとの評価も

懸念点

  • 三振率の改善が必須:速球への対応力向上が最大の課題
  • コンタクト能力:吉田正尚選手のように出場機会を失う可能性も
  • 適応期間:初年度は苦戦する可能性が高いとの見方もある

有力移籍先候補

  • ニューヨーク・ヤンキース
  • ニューヨーク・メッツ
  • ボストン・レッドソックス
  • フィラデルフィア・フィリーズ
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ

今後のスケジュール

  • 交渉期間:2025年11月8日~12月23日(45日間)
  • 重要イベント
    • 12月12~14日:GM会議
    • 12月9~12日:ウインターミーティング

クリスマス前までに契約が決まる見通しです。村上選手にとっては、日本球界を代表する強打者としてMLBでどこまで通用するかが注目されています。

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