ローカル線の風景を残したい|紀州鉄道から考える地方鉄道の今

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鉄道の存続問題を身近に感じるようになった理由

ここ数年、地方鉄道やJRのローカル線が存続の危機にあるというニュースをよく目にするようになりました。
私の住む地域でも、平成筑豊鉄道の経営問題や、日田彦山線の一部区間がBRTに転換されたことが報じられ、地方鉄道の問題を「自分ごと」として感じるようになりました。

鉄道ファンではない私が、ローカル鉄道に惹かれる理由

私は、いわゆる鉄道ファンではありません。
車両形式や路線の歴史に詳しいわけでもなく、ただローカル線に揺られながら、車窓に流れる風景やゆったりとした時間を楽しむのが好きなのです。


レトロな車両と、失われつつある風景

日田彦山線では、天井に扇風機のついた非電化のレトロな車両に乗ることができました。
冷房の効いた最新車両とは違い、風や音を感じながら走る列車には、どこか懐かしい旅情がありました。

平成筑豊鉄道で出会った、春の風景

今年の4月、平成筑豊鉄道沿線では、桜並木と一面に広がる菜の花畑を見ることができました。
列車の速度だからこそ、ゆっくりと目に焼き付けることができた風景で、今も強く心に残っています。

写真:平成筑豊鉄道(筆者撮影)

なぜローカル線ほど経営が厳しくなるのか

地方鉄道は、人口減少や利用者の減少、災害復旧にかかる費用など、さまざまな課題を抱えています。
その結果、鉄道としての復旧を断念し、BRTなど別の形に転換せざるを得ないケースも増えています。


紀州鉄道という路線が象徴するもの

紀州鉄道もまた、こうした地方鉄道が抱える課題を象徴する存在のひとつです。
短い路線ながら、地域の足として長年親しまれてきた歴史があり、その存続が注目されています。


失われつつあるのは、路線だけではない

鉄道がなくなることで失われるのは、移動手段だけではありません。
列車に乗る時間、窓から見える暮らしの風景、旅の途中で感じる余白のような時間もまた、少しずつ姿を消していきます。


それでも、ローカル線の旅は心に残る

写真:平成筑豊鉄道(筆者撮影)

たとえ路線が姿を変えたとしても、そこで過ごした時間や見た景色は、記憶の中に残り続けます。
私はこれからも、機会があればローカル線に乗り、その土地の空気を感じる旅を続けたいと思っています。


まとめ:地方鉄道を覚えている一人として

地方鉄道の存続について、簡単な答えはありません。
それでも、実際に乗り、風景を見て、心に残った体験をこうして記録することには意味があると感じています。

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