VOCE 2026年2月号「3つの春顔」
2025年12月22日発売の『VOCE』2026年2月号で、浜辺美波さんは春の新色コスメを使った3つの最新メイクルックを披露しています。
3つの春顔の見どころ
同誌では、林由香里、吉崎沙世子、小澤桜という3人の人気ヘア&メイクアップアーティストがそれぞれの「春顔」を提案。撮影では新色コスメを前にテンションが上がった浜辺さんが、「こんなに甘くないピンクメイクは初めて!」「春なのにかっこいいメイクが新鮮」と感動の声を上げていました。
衣装もメイクテーマに合わせて、甘いスタイルからエッジの効いたコーディネートまで幅広く用意され、メイクごとに変わる表情とその魅せ方に注目が集まっています
浜辺美波さんは2021年に「VOCEベストコスメアワード2021」で”最も美しい人”に選ばれており、美容誌からも高い評価を受けています。

浜辺美波のプロフィール
本名:浜辺美波(はまべ みなみ)
生年月日:2000年8月29日(現在25歳)
出身地:石川県
身長:157cm
血液型:B型
趣味:読書
特技:硬筆習字特選賞(石川県)
所属事務所:東宝芸能
経歴
2011年、第7回『東宝シンデレラオーディション』でニュージェネレーション賞を受賞し、わずか11歳で芸能界入りを果たしました。中学生まで地元の石川県に在住し、仕事の度に上京する生活を送っていましたが、高校進学を機に堀越高等学校に進学。2019年2月に同校を卒業しています。 2017年公開の映画『君の膵臓をたべたい』で北村匠海とともに主演を務め、大ブレイク。以降、『賭ケグルイ』『屍人荘の殺人』などの映画に主演し、若手トップ女優としての地位を確立しました。
朝ドラ「らんまん」での演技力と存在感
2023年に放送されたNHK連続テレビ小説『らんまん』で、浜辺美波さんは主人公・槙野万太郎(神木隆之介)の妻・西村寿恵子役を演じました。この作品での演技は、浜辺さんのキャリアにおいて大きな転換点となりました。
「母性」の領域への挑戦
母親役を本格的に演じるのは今作が初めてといえる浜辺さんでしたが、花のように美しく明るい妻でありながら、大地に根を張った大樹のように家族をしっかりと支える姿を見事に表現しました。これまでの「少女性」を感じさせる演技から、成熟した女性の演技へと変化を見せています。

寿恵子というキャラクターの魅力
寿恵子は、夫の成功が自分の生きがいであると考える強い信念を持った女性として描かれました。プロポーズのシーンでは「私、冒険に出たかったんです。あなたと一緒に大冒険を始めるんだから」と返答し、単に好きというのではなく、新しい冒険が始まるワクワク感を表現しました。
浜辺さんの演技の特徴
- 万太郎が困難に直面した際、「がんばれ」という押し付けがましい励ましではなく、ケセラセラな感じで自然に勇気づける嫌味のない距離感
- 献身的でありながらコミカルな熱量で、ただの脇役にならず「一緒に冒険している感」を表現
- 支える演技だけでなく、自ら石板印刷機を購入するなど、夫の成功のために行動する度胸と必死さ
高い評価と受賞
演技の評価は非常に高く、多くの視聴者から「演技が上手い」「年齢の重ね方が自然」といった声が寄せられました。特に、娘から妻になり母になる過程で、それなりに演技も変わっていき、「まだまだ若さが出ちゃうけど、お母さんに見えなくもない」という絶妙なバランスが称賛されました。
2024年3月31日、浜辺美波さんは「第32回橋田賞」の新人賞を受賞。「『らんまん』で主人公の妻役を健気に凛々しく好演。安定感のある落ち着いた演技で、明治の女性を青年期から壮年期まで見事に演じきった」と評価されました。
浜辺美波の魅力とは
1. カメレオン女優としての多様性
浜辺美波さんの最大の魅力は、「カメレオン女優」と呼ばれるほどの多様な役柄への適応力です。病気を抱えながらも明るく前向きな少女(『君の膵臓をたべたい』)、クールで感情を見せない元ショッカー構成員(『シン・仮面ライダー』)、そして献身的で強い信念を持つ妻(『らんまん』)まで、幅広い役を演じ分けています。
2. 古風と現代の融合
どことなく昭和な雰囲気を漂わせながら、まだ25歳という若さで今どきの若者らしい素顔も持ち合わせています。この「新しきと古き良きとのバランス」が、彼女を「10年に一人の俳優」と呼ばせる要因となっています。
3. 少女のような可愛らしさと大人の美しさ
浜辺さんは少女のような可憐さと、大人の女性の美しさという二つの魅力を兼ね備えています。撮影でもピュアなホワイトと辛口カーキの衣装を使い分けるなど、この二面性が最大限に活かされています。
4. 媚びない強さと自然な演技
ブレイク作『君の膵臓をたべたい』でも見られた、相手に媚びない距離感と芯の強さは、浜辺さんの演技の大きな特徴です。状況に応じて表情が自然に変化し、絶対的な安心感と強さを感じさせます。
5. 表情の豊かさと「目力」
野の花のような可憐さ、踏まれても生えてくる草木のような強さ、太陽のような明るさを表情一つで表現できる演技力。特に目の表情の豊かさは多くの視聴者を魅了しています。

6. 圧倒的なマネジメント力
まだ25歳という若さながら、「21歳とは思えぬ脅威のマネジメント力」と評されるほど、自身のキャリアを冷静に見据えています。「かわいい、清楚、可憐」というイメージを持ちながらも、それに甘んじることなく、多様な役柄に挑戦し続けています。
今後の活躍
浜辺美波さんは、2023年だけでも『シン・仮面ライダー』『らんまん』『ゴジラ-1.0』と大作に連続出演し、「2023年を代表する俳優」と呼ばれるほどの活躍を見せました。2024年には「美的 ベストビューティウーマン」も受賞しています。
今後も「型にはまらず、味のある俳優になりたい」という本人の言葉通り、さらなる進化を遂げることが期待されます。読書が趣味で、インプットとチャージを大切にする彼女は、年齢を重ねるごとにオーラが増していく、まさに国民的俳優としての道を歩んでいます。
浜辺美波さんの魅力は、単なる外見の美しさだけでなく、多様な役柄を演じ分ける演技力、媚びない自然体の佇まい、そして若さと成熟さが同居する不思議な存在感にあります。『らんまん』での母親役、そしてVOCEでの「3つの春顔」と、常に新しい自分を見せ続ける彼女の今後の活躍から目が離せません。


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