国東半島見どころガイド|六郷満山の寺院と絶景を巡る旅

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国東半島巡りは、過去3回行いました。

1回目は、熊野摩崖仏から、豊後高田市の昭和の町まで、約23キロ歩き、足の指の皮がむけました。

2回目は、自転車で、巡りました。尾根、谷。尾根、谷。の繰り返しは、自転車には過酷でした。

3回目は、車で過去2回の国東半島巡りで行けなかった所や奥地まで巡りました。

このような私の、経験から六郷満山の魅力をお伝えしたいと思います。

私は徒歩、自転車、車の3回に分けて巡りましたが、それでもまだ行けていない場所があります。

国東半島は観光地というより、時間をかけて歩きながら歴史や自然を味わう場所だと感じました。

六郷満山の寺院や石仏、田染荘の風景など、それぞれに異なる魅力があります。

ぜひ時間に余裕を持って訪れてみてください。

資料によりますと、

国東半島のほぼ中央に聳える両子山(721m)から放射状に国東の谷々は海岸へと広がり、約28谷を六つの里に分け、六郷と称し、この地に開かれた天台宗寺院全体を総称しして六郷満山と呼び、奈良、平安・鎌倉の昔より、宇佐八幡〈全国八幡の総本社〉の庇護と影響の下に神仏習合の独特の寺院集団と信仰が形成され、往時には半島一帯に185の寺院、洞窟、僧坊、を含めて約800の大小の堂、また、石仏・石塔が、点在し、ほとけの里といわれる六郷満山仏教文化圏が開かれてきました。

田染荘

田染荘 撮影は筆者

国東半島を代表する風景のひとつが「田染荘(たしぶのしょう)」です。展望台からは、宇佐神宮の荘園だった「田染荘」の、1000年変わらぬ美しい水田の姿の全貌を見渡すことが出ます。

初夏には青々と稲が繁り、秋になると黄金色に変わります。

朝日観音・夕日観音

夕日観音 撮影は筆者

「朝日観音・夕日観音」は、世界農業遺産の郷「田染荘小崎(たしぶのしょうおさき)」の田染小崎地区と田染真中地区を南北に仕切る、「間戸耶馬」と呼ばれる岩峰の中にあります。

朝日観音・夕日観音は岩峰の上にありますので、鎖場や急な階段を上りますが、それほど険しくはありません。朝日観音・夕日観音は岩峰の裏表になっており、それぞれ、朝日と夕日がきれいに見える位置にあります。

ここから眺める景色も素晴らしいものです。

真木大堂

熊野磨崖仏から下って行くと、真木大堂があります。

入口の階段を上ると、受付があり、そこで入場料を払って中に入ります。

そこには、コンクリートの建物があります。建物の中に入ると、下駄箱がありそこでスリッパに履き替えて、暗幕の張られた入口から入ると、何体もの仏像がガラス張りの中に安置されています。

仏像は、右が不動明王、中が阿弥陀如来坐像と、四天王立像。左が、大威徳明王像です。

いずれも重厚な雰囲気に包まれていて、すごい迫力です。

不動明王は、悪魔を退散させ、人々の煩悩を断ち切ると言われているそうです。

ここでは写真は撮れません。

二宮八幡宮

仁王像 撮影は筆者

二宮八幡宮は、静かな森の中にある素朴な神社です。人の姿はなく、社務所らしき建物はありますが無人の様です。他にも人の姿もありません。

この神社は特に観光地ではありません。周りには巨木が林立していて、その中のひときわ大きな木には、ご神木と書かれています。
そして参道の両側には一対の仁王像が立っています。神社なのに、仁王像。それが、神仏習合の六郷満山の代表的な姿のひとつです。

この神社は、室町時代初期の創建と伝えられているそうです。

鳥居を潜って境内に入ると、静寂と厳かな雰囲気が漂っています。

富貴寺

富貴寺 撮影は筆者

富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。

中でも阿弥陀堂(いわゆる富貴寺大堂)は、宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつに数えられ、現存する九州最古の木造建築物であり、国宝指定されています。

特に、見頃は秋の紅葉シーズンです。赤く色づいたもみじ。境内に敷き詰められたイチョウの葉が見事です。

天念寺

天念寺無明橋 撮影は筆者

天念寺は、富貴寺から尾根を一つ越えた、谷の一角にあります。その横の、岩壁をくり貫いた様な場所に、身濯(みすすぎ)神社があります。

天念寺は平安・鎌倉時代には修験の寺として栄えたそうです。その修業の一つとして国東半島の特有無明橋があります。

わたしはこれまで、「中山仙境」と「津波戸山」の無明橋を渡りました。天念寺の無明橋はまだ渡っていません。わたしのしる限り、過去の二つとは比べ物にならない究極の無明橋と言って、差支えが無いと思います。

まず、無明橋に辿り着くまでは険しい道のりを登らなければなりません。そして、無明橋に辿り着いても、橋の下は、目も眩むほどの高度にあり、さらに、その橋自体が、大丈夫だろうかと思うほど頼りないものなのです。

川中不動尊

川中不動尊 撮影は筆者

身濯神社の前を流れる川の中の巨石に不動明王が彫られています。川中不動尊と言います。

川中不動尊には、石橋が架かっていて渡ることが出来ます。下に流れている川は底が見えるほど澄んでいる。

この下を流れる長岩屋川は、過去大雨のたびに氾濫し、天念寺に損害を与えてきた。

川中不動はそんな天念寺の水害除けに刻まれたと伝えられているそうです。

旧千燈寺跡

カーナビをセットし、とんでもない狭い山道を通って、杉の葉が敷き詰められた、さらに狭い道を登ります。この道は、狭いうえに、杉の葉が敷き詰められて、路肩が見えないために注意が必要です。

専用の駐車場があります。

旧千燈寺へ行く石段には、立派な石垣があり、かつてはかなり栄えたのだろうと想像されます。石垣を過ぎると、左にかつて境内だった場所があります。

ここには、今では千燈寺はなく別の場所に移っているそうです。

境内跡には、石を積んだ、かつて本堂があったと思われる形跡があり、その前には仁王像だけが残っていいます。主のいなくなったこの場所を仁王像は今でも守っているのだろうかと、何か物悲しい気がします。

文殊仙寺

文殊仙寺山門 撮影は筆者

文殊仙寺には、またもや山の中の道路標識ない道をカーナビに従って走って行きます。もはやどこにいるのか全く分かりません。まさに、国東半島の奥地です。

無事に文殊仙寺に到着して、駐車場に車を止め、参道を歩いて行くと、大きな山門があります。山門の下には、巨大な塔が建っています。日本一の宝篋印塔(ほうきょういんとう)だそうです。

上には石段があり、上に行くとお寺があます。本堂は、岩壁に埋め込まれて建っています。

これが本堂だろと思われます。本堂の手摺の所に立つと、まるで、京都の清水寺の様です。

ここでは、宿泊して座禅の修業が行えるそうです。

この文殊仙寺は、日本三文殊の一つで、三人寄れば文殊の知恵ということわざの語源になっているそうです。

その本堂の横に細い入口があるので、中に入るとそこはまるで洞窟の中のようです。

奥には観音像の様な物が祀られています。その横に「開山 役行者」と書かれています。

役之行者は、修験道の開祖と言われる、伝説の人物です。六郷満山には仁聞の開基といわれる寺院が多いのですが、ここだけはただ一つ、役行者小角の創建と伝えられています。

両子寺

両子寺奥の院 撮影は筆者

両子寺(ふたごじ)は、六郷満山の総寺院です。

カーナビで相変わらず訳の分からない道を通って両子寺に到着。駐車場に車を止めてから、一旦表参道を入口まで下りて、石段の下に行くと、仁王像が立っています。

今まで、国東半島で見た中では最も大きい。かなりの迫力です。

石造りの仁王像は、全国の80%が国東半島あると言われているそうです。

石段を上って、行くと大きな駐車場があります。

さらに上にいくつかの建物があります。大講堂、奥の院と続きます。奥の院では、暗い洞窟にろうそくの灯が灯っており何体かの仏像らしきものが鎮座しています。

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