平尾台でサギソウを探す|まだ見ぬサギソウは見つかった?

歩く(旅・歴史・自然)

私は、ずっとサギソウを見たいと思い何度も平尾台に行きましたが、いまだにサギソウに出逢えていません。

今年は何とか見つけたいと思っています。

開花期は7月から8月です。

いよいよその季節がやってきました。

今年もサギソウを探して平尾台へ

平尾台の草原と夏の雲 撮影は筆者

7月24日、サギソウを探して平尾台に出かけました。

まず、風神山に行きました。平尾台の夏の花がどの程度咲いているかも見たかったからです。

駐車場に車を置いて風神山に向かいます。風神山に向かう遊歩道の両側には、青々とススキの葉が伸びています。以前は、この遊歩道の脇には、ススキの葉の間から、オレンジ色のコオニユリやコヒメユリが頭を覗かせていました。

ずっと歩いて行っても、ヒメジョオンと思われる、地上にいくらでも咲いている花がわずかに咲いているくらいでほとんどが緑の草原です。

空には夏の雲がモクモクと湧いています。

風神山に到着しましたが、草原の間にわずかな名前の知らない花の姿があるくらいです。

この風神山一帯はかつて、キキョウが群生していました。

引き返そうとした時、草の間に一輪だけキキョウを見つけました。

その辺りを探しまして見ましたが、やはりそれ一輪だけでした。

広谷湿原に行く

花がない広谷湿原 撮影は筆者

そこで、今度はサギソウを探しに広谷湿原に向かいました。

茶ヶ床園地駐車場に車を置いてアスファルトの遊歩道を歩きます。

上からの強い日差しと、下のアスファルトからの照り返しでかなり暑いです。

森を抜けますがここにも花はほとんどありません。

カワラナデシコ以外は、ノアザミのような、平尾台の草原でよく見かける花ばかりです。

中峠までは緩やかな登りです。

何人かの人が歩いています。

平尾台は、交通の便が良く散策に適しているため、シニアや家族連れが気軽の来られる場所です。ここでは、特にシニアの方に良く会います。

中峠を越えると展望が開けます。右の方には、鬼の唐手岩が見えており、その先に行橋の町、更に周防灘が輝いています。平尾台でも展望の素晴らしい場所のひとつです。

中峠を越えると緩やかな下りです。花は少なく緑の草原が広がっています。

広谷湿原入口から長く伸びたススキは掻き分けて広谷湿原に下って行きます。

広谷湿原へ来たものの、サギソウどころか、花らしい花もほとんど見当たりません。

湿原の外の遊歩道にコオニユリが一輪咲いています。

コオニユリが咲く 撮影は筆者

広谷湿原の水は、左側に向かって流れていて、後方から不動滝の流れる音がしています。

そこに二人の中年の男女がやってきました。

男性の方が「今年は、サギソウは見えませんね。昨年はここの咲いていたんですがね」と言いました。今回見られなかったのは残念でしたが、ここがサギソウを見られる場所であることを確信しました。

再び広谷湿原へ

乾燥した広谷湿原 撮影は筆者

もしかすると、前回は時期が合わなかったと言うことも考えられると思い8月11日にもう一度広谷湿原に行くことにしました。

茶ヶ床園地駐車場から前回と同じように歩きます。

相変わらず、花はほとんどなく暑いばかりです。

広谷湿原入口から中に入ります。

状況は前回と同じです。しかし、前回より湿原の水は少ないように思いました。そして、湿原に花を探していると、不動滝の音が全く聞こえていないのに気づきました。

しばらく雨が降っていないので湿原も乾燥しているのだろうかと思いました。

そして、引き返しながら足元を見ると、遊歩道の地面がカチカチに乾燥してひび割れていました。平尾台の環境も変わりつつあるのかなと感じました。

広谷湿原入口に来た時、ちょうど一組のシニアの男女に会いました。

サギソウについて尋ねると、

「広谷湿原にはないよ。もっと先の方にはたくさん咲いているはず」

と言われる。

ここで「もしかしたら、今度こそ」

と期待が生まれます。

白い花を見つけた!……サギソウ?

カワラナデシコが咲く 撮影は筆者

外に出て、アスファルトの道を右に曲がり、NTTの電波塔の方に行きます。

回りを注意しながら歩いていると、左の斜面にカワラナデシコが繁っています。

しばらく、カワラナデシコの群生が続きやがてそれが途切れます。

少し離れた場所に羽を広げたような白い花。

一瞬、「サギソウ?」と思います。

しかし、どこかカワラナデシコにも似ている。

半信半疑で写真を撮りました。

これまで、カワラナデシコは色々な山で良く見かけた花です。

しかし私は、カワラナデシコはピンク色しか見たことがありませんでした。

白いカワラナデシコは初めて見たので、もしかするとサギソウかもしれないと思ったのでした。

帰宅して調べてみると、

白いカワラナデシコでした。

夏の終わり、サギソウ探しは来年へ

サギソウ? 撮影は筆者

今日は8月19日。
お盆も過ぎ、夏の暑さの中にも、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。

残念ながら、今年も「まだ見ぬサギソウ」に出会うことはできませんでした。

でも、まだ見つけていないからこそ、来年また平尾台へ行く理由があります。

サギソウ探しは、また来年に持ち越しです。

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