帝踏石と景行天皇|土蜘蛛伝説が残る北九州の巨石

歴史・史跡めぐり

帝踏岩とは

北九州市小倉南区の朽網(くさみ)の住宅地の中に「帝踏石(たいとういわ)」と呼ばれる巨石群があります。

大きな岩が並び、その中には真ん中から割れたような岩もあります。

この岩には景行天皇が踏んだ岩という伝説が残っています。

住宅地の中の帝踏石 撮影は筆者

景行天皇と土蜘蛛伝説

景行天皇は、日本書紀に登場する古代天皇です。

伝承では九州遠征を行い、各地で土蜘蛛と呼ばれた勢力を討伐したとされています。

帝踏石もその遠征の際に残された伝説の一つです。

松尾神社と天皇井

帝踏岩からそれほど遠くない場所に松尾神社があります。

境内には天皇井と呼ばれる井戸があり景行天皇が土蜘蛛討伐の際にこの井戸の水を飲んだという伝承があります。

松尾神社境内にある天皇井跡 景行天皇の伝承地
天皇井跡 撮影は筆者

みやこ平野と古代伝説

帝踏石から南へ行くとみやこ町があります。

この地域はかつて京都郡(みやこぐん)と呼ばれていました。

伝承では景行天皇が行宮を置いたことから「みやこ」という名前になったとも言われています。

御所ヶ谷神籠石

みやこ町には御所ヶ谷神籠石(ごしょがたにこうごいし)があります。巨大な石垣が山を囲む古代山城と考えられている遺跡です。

築造は7世紀と考えられています。

御所ヶ谷神籠石の石垣 古代山城の巨石積み
隙間なく積まれた巨石 撮影は筆者

古代の交通路

みやこ平野は

  • 朝鮮半島
  • 北九州
  • 瀬戸内海
  • 飛鳥

を結ぶ交通路の途中にあります。

この地形を見ると古代に重要な地域だった可能性も感じられます。

みやこ平野は

  • 朝鮮半島
  • 北九州
  • 瀬戸内海
  • 飛鳥

を結ぶ交通路の途中にあります。

この地形を見ると
古代に重要な地域だった可能性も感じられます。

歩いて気づいた古墳

平成筑豊鉄道の旅で崎山駅から犀川駅まで歩いていると、周囲に多くの古墳があることに気づきました。

案内板は少ないですが地図を見ると

ナノミ古墳群
大熊古墳
本庄神社南古墳群

などが密集しています。

この地域にはまだ知られていない古代の歴史が残っているのかもしれません。

みやこ平野の風景 古代交通の要衝とされる地
点在する古墳群 撮影は筆者

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