福岡県の神社まとめ① |足立山周辺の和気清麻呂ゆかりの3社

歩く(旅・歴史・自然)

和気清麻呂(わけのきよまろ)といえば、歴史上有名な人物です。

福岡県北九州市足立山周辺には、和気清麻呂にゆかりのある三社の神社があるのをご存じでしょうか。

神護景雲3年(769年)、流罪の道中、僧・道鏡の追手により足の筋を切られ、負傷した和気清麻呂公は、数百頭の猪に導かれ宇佐八幡宮へと辿り着き、そこで神のお告げ通り、竹和山(現・足立山)の麓にある霊泉に浸かると足の傷が治りました。その事に感謝し、清麻呂公の四男・磐梨妙運をこの地に送り、宝亀元年(770年)11月15日に足立山妙見宮を創建。その後宝亀3年(772年)に下宮・足立山平癒寺を建立、弘化8年(817年)には三男・真綱が父・清麻呂公と祖先の神霊を合わせ祀ったといわれています。

足立山妙見宮由緒より

この由緒を知ってから訪れると、足立山と妙見神社、そして麓にある水神社や葛原八幡神社が、和気清麻呂公の伝承によってつながっていることが分かります。

わたしたちの世代の北九州市民であれば、小学校の社会科で習った方も多いであろうと思われますのでかなり印象に残っています。

和気清麻呂の足跡をたどる神社巡りは、歴史好きにもおすすめです。

妙見神社(福岡県北九州市小倉北区)

妙見神社から臨む小倉の街 撮影は筆者

妙見神社は足立山の西側の中腹位置し、小倉の街が見渡せる風光明媚な場所にあります。

和気清麻呂が創建したと伝えられています。道鏡の追っ手に襲われ、足を怪我した清麻呂が、足立山麓にある今の水神社の温泉で足を癒したことから「足立山」と名づけられたといいます。

妙見神社の拝殿には多くのわらじが奉納され、足の病気へのご利益が信仰されています。

👉ここで紹介した神社について下記の記事に置いて詳しく紹介しています。

葛原八幡神社(福岡県北九州市小倉南区)

静かな森と参道の猪 撮影は筆者

足立山の南麓にある葛原八幡神社は、住宅地にありながら長い参道と森に囲まれています。入口では狛犬ではなく猪が参拝者を迎えます。これは、道鏡の追っ手から和気清麻呂を助けたという猪伝説に由来します。

清麻呂死後、朝廷の命により宇佐神宮を訪れた三男真綱が帰りに、清麻呂が脚を治した葛原の地に立ち寄ったところ、清麻呂がこの地に住民に慕われていることを知った真綱が葛原八幡神社を創建したと伝わっています。

👉ここで紹介した神社について下記の記事に置いて詳しく紹介しています。

水神社(福岡県北九州市小倉南区)

水神社拝殿 撮影は筆者

水神社は足立山南西の麓にあり、和気清麻呂が足の傷を癒したと伝わる場所です。境内には現在も池があり、周辺の「湯川」という地名にも温泉伝承の名残がうかがえます。

私はこの神社の存在を知りませんでした。ある時、足立山周辺を調べていて偶然見つけ、実際に訪れてみることにしました。

👉ここで紹介した神社について下記の記事に置いて詳しく紹介しています。

足立山周辺神社巡りの楽しみ方

葛原八幡神社の猪伝説、水神社の温泉伝承など、それぞれ独自の見どころがあります。

足立山の山頂のすぐ西側に妙見山山頂がありそこに妙見神社上宮があります。

妙見神社は、妙見神社の西側の中腹にあります。そして、足立山の南側の麓に、水神社と葛原八幡宮があります。

妙見神社が水神社と葛原八幡神社のほぼ真北に位置していることを知ると、3社の位置関係にも興味が湧いてきます。妙見信仰との関係を考えながら歩いてみるのも、この神社巡りの楽しみの一つです。この三社は、歴史的興味の尽きない神社でもあります。

妙見神社上宮には、妙見神社からも葛原八幡神社からも登山道があります。

結構険しい道のりです、登山好きの方にも楽しめる山です。

福岡県足立山周辺を訪れる際は、ぜひ三社を巡ってみてください。

当サイトは現在、運営体制の最終確認(審査)を行っております。 その間も、国内各地の旅や観光情報は通常どおりお楽しみいただけます。 ゆっくりと更新してまいりますので、のんびりお付き合いください。
歩く(旅・歴史・自然)

コメント