最近になって1970年代を振り返る機会が増えました。
1970年代は大阪万博や沖縄返還など明るい話題がある一方で、オイルショックやロッキード事件など社会を揺るがす出来事も続いた時代でした。
私自身にとっては、中学・高校時代を過ごした青春の10年間でもあります。
振り返ってみると、新しい音楽や文化に次々と出会った刺激的な時代でした。
オイルショックで印象的なのは、小学生の頃から本を読むのが好きで、特に海外の推理小説を文庫本で読んでいました。当時の文庫本は、一冊200円まででほとんど買えました。
ところが、オイルショック以降、どんどん値上がりしました。いくらくらいになったのかは覚えていませんが、おそらく倍くらいにはなっていたと思います。
家庭ではテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品が普及し、生活が変わり始めた時期だと記憶しています。
中学生の頃には、もうテレビはカラーになっていたと思います。アニメ、「巨人の星」が途中からカラーになったのを記憶しています。
中学生になった1970年
わたしが中学生になったのは、1970年です。
中学生になると、それまで知らなかった音楽や文化、流行が次々と目に入るようになりました。友達から教わることも多く、毎日が新しい発見の連続でした。
ビートルズ解散とニューミュージックの登場
1970年はビートルズが解散した年でした。
日本でも、新しいジャンルのニューミュージックという言葉が現れ、中でも「荒井由実」はその代表だったと思います。
当時の歌謡曲は演歌やフォークソングが主流でした。
そんな中でチューリップの「魔法の黄色い靴」を聞いた時は衝撃でした。
洋楽のようなメロディーと洗練されたアレンジ。
「魔法の黄色い靴」のアルバムを買って何度もレコードを聴いたことを覚えています。
海外では、ブリティッシュロック、プログレッシブロックなど新しい音楽が次々と現れました。
FMラジオとの出会い
当時のラジオは、FM福岡が試験放送を始めて、本放送を始めたころだと思います。たまたま、友達の家に遊びに行った時にその友達がFMラジオを持っていたのを見て親に買ってもらいました。
それからラジオでFM放送を夢中で聞きました。
AMの深夜放送では、アリスのセイヤングという番組が、高校時代のクラスでは話題になっていました。
当時のラジオは、FM福岡が試験放送を始めて、本放送を始めたころだと思います。たまたま、友達の家に遊びに行った時にその友達がFMラジオを持っていたのを見て親に買ってもらいました。

海外の音楽情報を得る手段はFMラジオや雑誌『ミュージックライフ』でした。また、NHKでは土曜日の午後に海外バンドのライブ映像を紹介する番組も放送されていました。
それからラジオでFM放送を夢中で聞きました。
AMの深夜放送では、アリスのセイヤングという番組が、高校時代のクラスでは話題になっていました。
毎日が新しい音楽との出会いだった
当時の、FMラジオでは、海外の楽曲をほとんどカットなしで流していたのではないかと思います。毎日FMラジオで海外の新しい曲を発見するのが楽しみでした。
当時発見した代表的なミュージシャンは、イーグルスやアリスクーパーでした。
イーグルスについては、初めて聞いた曲は「魔女のささやき」(Witchy Woman)でした。何か怪しげな雰囲気の曲に惹かれました。
ミュージックライフと憧れのギタリスト
雑誌ミュージックライフでは、毎年、ロックバンド、ギタリスト、べーシスト、ドラマーなどの人気投票が行われていて、わたしは、リチー・ブラックモア、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトンなどのギタリストに憧れていました。
ミュージックライフの人気投票では、リチー・ブラックモアが常に上位でした。
ギターを弾けるわけでもないのに、雑誌の写真を見ては憧れていました。

ジミー・ペイジのダブルネックギター。
エリック・クラプトンのブルースギター。
彼らは私にとってスポーツ選手以上のスターでした。
土曜の午後に見たピンクフロイド
わたしの、小学校から、高校生までの学校は、土曜日は午前中までの授業でした。土曜日の午後が楽しみでした。
友達と遊んだり、ラジオを聞いたりしました。
そのころ、土曜日の午後から海外のバンドのライブ映像などを流す番組があったのです。そのころ、一番印象に残っているのが、ピンクフロイドが古い遺跡のようなところで、ECHOESを演奏する映像でした。
この時、プログレッシブロックという今までにない新しい音楽に触れました。
当時の私には、その音楽が何を表現しているのか分かりませんでした。
それでも、幻想的な映像と壮大なサウンドは強烈な印象として残りました。
今振り返ると、あれが私にとってプログレッシブロックとの最初の出会いだったのだと思います。
TIMEX WEEKENDERが思い出させる青春の日々

最当時ラジオのCMで印象に残っていたのがTIMEXでした。
そんなTIMEXの時計を最近になって購入しました。
文字盤を見るたびにFMラジオを聞いていた中学生時代を思い出します。
もちろん当時持っていた時計ではありません。
しかし、シンプルなデザインは1970年代のアメリカを感じさせます。
腕に着けると、不思議とあの頃の音楽や友達との会話まで思い出されるのです。
その他、ラジオのCMでは、印象に残っているのは、時計のTIMEXでした。TIMEXは、アメリカの時計メーカーです。当時は、アメリカには沢山の時計メーカーがあったそうです。しかし、日本のセイコーが、クオーツ時計を販売し始めて、アメリカの時計メーカーはほとんどが倒産しました。そして、TIMEXは、今ではアメリカを拠点とする唯一の時計メーカーとなり今でも、TIMEX WEEKENDERという、TIMEXを象徴する時計は今でも販売していて、わたしも今、カジュアルな時計として愛用しています。
おわりに
最近になって、ネット等で、1970年代について調べてみると、当時のことが、生き生きと蘇ってきます。特に、1970年の主に中学、高校時代と言うのは、新しいカルチャーに次々に触れることが出来た、わたしにとっては最も楽しい時期であったのではないかと思います。
わたしと同世代の方は、共感していただける方は多いのではないかと思います。
これからも、少しずつ当時のことを思い出しながら、記事を書いて行きたいと思います。時代は、多少前後することもあるかと思います。それは、思い出すままに自由に書いて行きたいと思います。
何といっても「おやじのゆるりつぶやき」ですから。 同世代の方々と、この時代の思い出を少しでも共有していただければ嬉しいです。


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