真っ暗闇の中に立ったとき、自分の足元さえ見えませんでした。
平尾台には、観光化されていない鍾乳洞があります。
照明もなく、整備もされていないその洞窟に入るには、ガイドツアーに参加するしかありません。 たまたま道の駅で見つけたパンフレットをきっかけに、青龍窟の探検ツアーに参加することにしました。
青龍窟とはどんな場所か
平尾台にある鍾乳洞のひとつで、観光洞のような整備はされていません。
内部には照明設備がなく、自然のままの状態が残されています。

探検ツアーに参加
道の駅で見つけたパンフレットから申し込みました。
実際に参加してみると、参加者は16名で、その多くが高齢の方でした。 平均年齢はおそらく60代後半くらいで、少し意外に感じました。

洞窟の中へ
入口は、天井の高い洞窟です。天井から雫がたれており、雫の落ちた場所は鍾乳石がうずたかく積み上がっています。中には灯籠や祭壇があり修験道の痕跡が残っています。
何年か前にも、青龍窟を訪れたことがあります。その時、入口から声が聞こえるので上から覗いてみると白装束の集団がお経のようなものを唱えていました。
照明はなく、ヘッドライトを頼りに進みます。
足元は滑りやすく、狭い場所やかがんで進む場面もありました。
自然のままの洞窟は、静けさと緊張感があり、まさに“探検”という言葉が合う体験です。
すすむにつれて天井が低くなってゆきます。低い天井には、コオモリがさかさまにぶら下がっています。3月のコオモリは冬眠中で体が弱っているので、起こさないように気を付けて進みます。
途中ガイドの方が、ヘッドライトを消して下さいと言いました。ヘッドライトを消すとまったく何も見えない完璧な暗闇を体験しました。

なぜシニアが多いのか
参加者の多くが高齢者だったのは印象的でした。
考えてみると、体力的な挑戦というよりも、「未知の場所に入る体験」や「自然の神秘」に惹かれているのかもしれません。 修験道の山に惹かれる感覚と、どこか共通するものを感じました。
注意点
- 足元は滑りやすい
- 照明必須
- ガイド同行が安心
まとめ
青龍窟は、観光地というより“体験の場”です。
普段とは違う環境に身を置くことで、非日常を味わうことができます。
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等覚寺方面から青龍窟までの道は近年の豪雨により土砂災害が頻発し、危険防止のため車で通ることができません。門扉手前の駐車場に車を停め、門より先は徒歩でお進みください(駐車場から青龍窟まで徒歩で約30分です)。
観光や学習目的で青龍窟へ訪れる予定の方は、危険防止のため以下掲載の「青龍窟への入洞と届出について」をご熟読のうえ、お越しください。
国指定天然記念物青龍窟の「洞口ホール」以外に入洞する際には、土曜日・日曜日・祝日を除く3日前までに「入洞届」の提出が必要です。
福岡県京都郡苅田町 2026年3月19日時点



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